壱岐

阿南駅から日和佐駅に向かい1時間弱。車内には外国人お遍路さんが。今回も色々な出会いが有るかなとワクワク。

車内では阿南駅のそばにあるファミマで買ったパンで朝食。四国で津南の水か。

日和佐駅に到着して今回のお遍路開始!

道の駅で準備を整え、汽車から降りた人たちが向かった駅の裏側(表側?)へ。何となくコチラ側から遍路道が有ると思ったけど、やっぱり道の駅側から。ホントのスタートから間違えてしまった。

正規のルートに戻ると安心の案内表示


善意の案内も有りながらの、県(?)が設置した案内に合流。安心して進む。
(今回、特に思ったが、案内シールが剥がされまくり。鮒の里が張ったと聞いたシールまで剥がされている。電柱に勝手に張っているから剥がすのか?それとも別の意図があるのか?出来るなら剥がさないでほしいな、歩く身として。)

前回に歩いた時に、「ヤギかわいい」と思った場所を通過しながら進む。

ローディーが多く走っているが、薬王寺の裏側を走る道の方が車が少なくて良いのではと思いながらも、自転車に乗りたい!って思う。
前回にトイレをお借りしたお店にポニーが。かわいい。

前後にお遍路さんは居ないが、逆打ちさんには出会う。しかし、その後も出会いは無い。。。

前回も寄らせて頂いたWADAでパンを購入。ナント、昨日のパンは半額で販売。もちろん、それを購入させて頂きました。



メチャクチャ旨く、2個しか買わなかった事に後悔しながら進む。
今回は旧道を通りたいので、壱岐のお接待小屋で情報を仕入れて旧土佐街道の大阪峠へ。

途中で粋な計らいが。

ビールケースをひっくり返したイスが用意されていて、景色が眺められるようになっていた。ココは地元の人の散歩道にもなってるのかな?

峠の頂点に着くと、説明文が。

文字通りに急な坂道を降りて行く。
ここでまた逆打ちお遍路さんとすれ違う。この方は結構若かった。誰も歩いていないだろうと思っていたのか、挨拶するとビックリしている様子だった。
降りて行く最中で景色の良い所にはイスが。

峠へ登る山道は歩きやすかったが、降りてくると崖沿いで結構怖い道が続いた。
そしてこの道のメインの草鞋大使が

人の家の庭先なのでは?と思われる道を通り海岸沿いに

進むとまた旧道への案内が

従って進んでみると、その先は・・・

全く道が分らん。って、ここは1巡目の時も進もうと思って断念した場所では。。。
途中でトンネルを回避する旧道への案内が何箇所かあったが、素直に国道を進む。でも、鯖大使の手前でこんな看板が

これは明らかに、コッチへ進めという案内だろう!なので素直に進んでみる。
まずは汽車のトンネルの上を跨いで進むと大阪峠のような道が。でも、この道の傾斜は少なくとても歩きやすい。そして鯖大使に到着。この扉を開けると、鯖大使の裏側に出てくる事に。しかし、何で旧道を通ると裏側になるんだろうか?3番の金泉寺でも思ったが、所謂、昔からの道通りに進んだのに、山門に出ない不思議。しかし、35番の清瀧寺や45番の岩屋寺では山門に行くには旧道を進むしか無い。どうしてなんだろうか?

獣除けの扉を開けて進む

宿坊を横目に見て境内へ。去年、植村旅館で一緒になった方から、遍路をするならココの宿坊に泊まるべき。お焚上げが凄く良いと言われていた。
そんな話を思い出しながら、鐘を鳴らす。

今回最初の札所ということで、ぎこちなくお経を唱える。

納経所は本堂の右側で、呼び鈴を鳴らしてお願いする(左側にそれっぽい建物があったが、宿坊の窓口だったみたい)。
納経の方に、「今日から歩きで区切り打ちを始めたけど、お遍路さんに会わないんですよね、まだ時期が早いんですかね?(歩き遍路は歩きやすい春や秋が多いらしいので確認で)」と聞くが、そんなん知らんよ的な返事を貰いテンションがダウン。もう少し、愛想を良くしてくれたら印象が大きく変わるのに。接客で無いってことは分るけど、コレじゃお互いが嫌な気分にならんかい?
そんな気分を抱え、このお店に。

去年の夏に来た時にも食べた、あの柔らかなお饅頭を食べなくてはね。去年は冷たいお茶を出してくれたが、今回は無し。少し期待していた自分が居たが、甘えだな。饅頭は相変わらず旨し!

橋を渡ると鰹が

前回と同じ道を通っても面白くないので、浅川天神前から国道を離れて海南中学校のある方へ進む事に。車は少ないが、何も無い。でも、テクテクと進み何かの古墳前に。

ココはどこ?と思いながら、何となく知った場所へ

何だか中2的な子供たちが居たが、なんと挨拶をしてくる!!コレはビックリ。
もう少し頑張って今回の宿に到着する前にこんなのを発見。

進んでみたいが、宿から逸れちゃったらと思い躊躇。国道を進み、はるる亭に到着。

入口を迷ってると、中から息子さん?が出てきて案内してくれた。部屋は2階の和室で扉には鍵付き。

設備の案内を聞き、早速風呂へ。風呂は離れになるが、宍喰温泉から引いている温泉で湯はトロトロ。何とも気持ちよかった。都内から来てる方と一緒になり、坂口屋の跡に出来た遍路宿が酷かったや、道後温泉で奥さんと待ち合わせている、という話をきく。
湯を出て洗濯機を回しながらビールを頂く。干したりとして、少し遅刻して夕食に。

土佐鶴を頂きながら食べる